中国語の補語
2020/9/15
中国語の「说起来容易,做起来难(言うは易し行うは難し)」を見た時、この「起来」は何のためにあるのか分かりませんでした。
この「起来」は「~してみると」という意味の方向補語(または結果補語)です。中国語の補語はよく出てくるものの、その使い方は初心者には難しいと感じてしまいます。
補語の種類と使い方
「会と能と可以と」にて、「能」の否定「不能」は禁止の意味が強いため、能力と都合の否定では可能補語を使用することを紹介しました。
この可能補語も中国語の補語の1つです。
動詞や形容詞の後に置かれ、内容を具体的に補足説明する要素を補語と言います。補語には、方向補語、結果補語、可能補語、様態補語(状態補語)、程度補語があります。
その名の通り、方向補語は動作の方向、結果補語は動作の結果、可能補語は動作の可能・不可能、様態補語は動作や状態のさらに詳しい様子(評価・描写・結果)、程度補語は状態の程度を説明します。
中国語の補語まとめ
ただ、実際に補語を使おうと思うと、必要なときに使えなかったり、間違った補語で訳してしまったり、なかなか難しい。
そこで、自分がうっかり間違えやすい、補語の種類と使い分け方、目的語の位置、否定・疑問の文型を一覧化してみました。
否定形が不なのか没なのか、方向補語や様態補語の目的語はどこに置くのか、未だに覚えられません。まだまだ努力が必要です。。。