はじめての中国語学習
2020/7/27
こんにちは。中国語に興味があるけれど何を勉強したら良いのかわからない、という方も多いのでは。そんな方の参考になればと、個人的おすすめ学習法をご紹介します。
中国語習得の近道は?
個人的には、中国語教室に集中して通うことが一番の近道と考えています。
なるべく独学を考えている方も多いと思いますし、実際に独学で中国語を習得された方も知っています。
もしも好きなアイドルやコンテンツがあり、楽しみながら勉強できる方なら問題ありません。ただ、独学の場合、正しい発音の確認やモチベーション維持が難しいことも多いです(自分のことです)
中国語学習STEP
- うすーい中国語の本をパラパラ読む
- 中国語教室に通う
- 少し本格的な参考書を読む
- 中国語の映画やドラマを見る
- 単語・文法を覚える
- また中国語の映画やドラマを見る
- 繰り返し
※あくまで個人的な見解です
STEP1 うすーい本をパラパラ読む
まずは、なるべくページ数が少ない中国語の本をパラパラと読んでみましょう。
最低限のポイントをわかりやすく解説されているため、中国語に対するハードルを下げることができます。ここで覚えられなくてもOK。
読んで良かったのはこの2冊。どちらかと言えば「世界でいちばんやさしい中国語の授業 」の方が自分には合いました。「新ゼロからスタート中国語」は先輩のおすすめ。
NHKの「テレビで中国語」もおすすめです。
STEP2 中国語教室に通う
中国語教室に通うことが、中国語習得の一番の近道と考えています。
先生は習った単語を集中して使用し、生徒にもそれを使って話すように促してくれます。また、発音も矯正してくれます。
おすすめはBerlitzです。熟練の先生を中心に若い先生の授業も組み込んで進められるため、だらけずポイントを絞りながら学習できます。
授業料は高いです。しかし、いくら安くても身につかなければ意味がありません。
自分がやる気をもって(または、お金が勿体ない危機感をもって)授業を受けることが大切です。
教室に通っても、なんとなくおしゃべりして時間が過ぎるのは駄目です(以前に別の教室で経験有)
STEP3 少し本格的な参考書を読む
教室に通っていると、授業中に理解しきれないこともあります。
授業中に質問するのと同時に、教室で使っているテキスト以外の本でも確認したい気持ちになってきます。
評判が良いのは「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」。定価以上で販売されていることが多いため、書店で取り寄せた方が良いかも。。
本を持ち運びたい方は「完全マスター中国語の文法」。自分はこの本を中心に勉強中です。
一番のお気に入りは「誤用から学ぶ中国語―基礎から応用まで」。もやっとしやすいポイントを解説してくれています。
発音の復習には「日本人のための 中国語発音完全教本」を使用しています。「紹文周の中国語発音完全マスター」が有名ですが、表紙に人間が載っているデザインは苦手なため。
STEP4 中国語の映画やドラマを見る
中国語教室に通うことで、少し中国語が習得できた気持ちになります。
ここで、実際に中国語のドラマや映画を見てみます。正直、細かい内容は理解できません。
何度も途中で停止して意味を確認していると、だんだんつまらなくなってしまいます。細かいことは無視して、まずは1本見てください。
「唐人街探案」は特におすすめです。難しい表現が少なく、中国語と英語の字幕付きのため、初めて中国語で映画やドラマを見る方でも挫折せずに見ることができるのでは。
内容はツッコミどころ満載の探偵ものです。強めの映画版とドラマ版があり、映画版の方がコメディ色が強めで見やすいです。
映画版の「唐人街探案2」は、日本人の妻夫木聡さんも出演されています。ちなみに、今年公開を予定していた「唐人街探案3」は日本を舞台に長澤まさみさんも出演されているらしい。
中国ではiqiyiというアプリで見ることができます。
STEP5 単語・文法を覚える
映画やドラマを見ていると、授業では一度も聞いたことがない単語や表現が数多く出てきます。
そこで、STEP3で手を出した参考書に本格的に取り組みます。
STEP6 また映画やドラマを見る
覚えた単語や文法が増えると、以前に見た時よりも内容が理解しやすくなったことを実感できます。
ここで中国語への抵抗が減り、内容を楽しめるようになれば、中国語学習のモチベーションが上がります。
STEP7 繰り返し
その後は、単語・文法を覚えたり、ドラマを見たり、実際に会話をしたり、と繰り返し学習していきます。
現在STEP7に入ったばかりで、HSK4級の過去問が解けるレベルです。
まとめ
独学が難しい場合、中国語習得の一番の近道は「中国語教室に集中して通う」こと。その後は、映画やドラマを楽しみながら、単語や文法を繰り返し覚えることが大切と考えています。