元宵节に汤圆を
2022/02/15
春節(旧正月)から15日目は元宵节(yuan xiao jie)です。中国の伝統的な節日であり、満月の日に家族そろって食事をする風習があります。
※中国語で一家団欒の食事は团圆(tuan yuan)と言います。
そして、この日に食べられるものが汤圆(tangy yuan)と呼ばれるお団子です。
汤圆とは?
汤圆とは白くて丸いお団子を茹でて食べる料理です。中の餡は小豆(豆沙)の他に、肉、エビ(虾)、胡麻、ピーナッツ(花生)など様々。
そして上海で汤圆を食べるなら、有名なのは七宝老街です。
七宝老街
七宝老街は上海の中心部から南西、地下鉄9号線七宝駅から歩いてすぐにある古镇です。
伝統家屋と水路が特徴で、多くの小吃店が立ち並ぶ人気の観光地です。
面積は小さいため数時間で十分楽しむことができますし、駅周辺には商業施設も数多くあるため、上海から遊びに行ったことがある方も多いのでは。
七宝老街の小吃
七宝老街の名物と言えば汤圆を含む小吃です。
小吃とは、中国では料理とまではいかない軽食のことで、焼き小籠包(生煎)、小籠包(汤包)、肉まん(包子)、臭豆腐、串などなど。
七宝老街に来たら欠かせないのが、この小吃の食べ歩きです。
先程の汤圆のお店(ここはお店の中で座って食べます)の他に
串焼き、ちまきの様なもの、トトロまんも。
連休中などは人が多く、歩くのも大変なくらいです。
ですが、有名な豫园よりもよりディープな、中国らしい町並みや活気を気軽に感じることができるため、まだ訪れたことのない方にはお勧めです。
元宵节には汤圆を
ただ、汤圆を食べにわざわざ七宝老街まで行くのは正直大変です。
汤圆は冷凍食品も販売されているため、私も中国のスーパーで購入したものをよく食べています。
日本でも購入可能ですので、ぜひ元宵节に中国の風習を楽しんでみてください。
リンク