上海の博物館めぐり
2022/02/05
上海科技館に行ってきました。
中国といえば国全体で5G!芯片!新能源!と最新技術を推しているイメージですが、上海科技館はどちらかというとノスタルジーを感じる博物館でした。
※芯片は半導体チップ、新能源は新エネルギーを指します
上海科技館
所在地:上海市浦东新区世纪大道2000号
開館日:火曜日~日曜日9:00~17:00
入館料:大人45元、学生22元
公式WEBサイト:http://www.sstm.org.cn/
パンフレットあり(2022年2月に行った際は中国語のみ)
地下鉄の上海科技館站を降りて地下道を歩いてすぐです。この辺りは偽物市場で有名だったみたいですね。 ちなみに、上海科技館の別館に当たる上海自然博物館と上海天文館もあります。
上海自然博物館は剥製(模型)のクオリティ差が激しいですが、化石や上海の地形の説明などもあり見どころも多いです。こちらで少し紹介しています。→「博物館の予約方法」
予約は微信ミニプログラムで
現在、入館には事前予約が必要です。
1.微信を開いて、右上にある虫眼鏡マークをクリックして検索画面へ
2.「上海科技館」と入力して検索
3.博物館の「公众号」を開く
4.画面下の「微服务」→「在线购票」を選択
5.「参观票」を選択
6.日時、人数を選択して、名前をパスポート番号を入力して購入
「游上海」のミニプログラムから科技館を検索しても購入可能です。
また、科技館の中にある4Dシアター等を見る場合は、「电影票」からチケットを購入します。こちらは当日分が売り切れる可能性があるため前日までの購入がおすすめ。
※外国人の場合はパスポート番号で購入するため、身份证のある方のようにチケットレスでの入場ができません。外にある窓口で予約画面とパスポートを見せて紙のチケットをもらってから入場してください。
虫が苦手な方は要注意
入館してすぐに見える「动物世界」。虫が苦手な方には強烈にお勧めしません。
奥に進むと巨大な虫の模型が出現しますし、蜘蛛を特集した展示スペースもあります。
ごめんなさい。写真を撮るのも無理でした。
全体的にノスタルジー
机器人世界では各種ロボットが展示されています。まず目に入るのはルービックキューブを持ったロボット。これこれ!一瞬で色を揃えるんだよね!
。。。。。めっちゃ遅い。いつ終わるんだろうという遅さです。
他にも、全体的にふた昔前のようなロボット達。何十年か前に行った地方の科学館のような印象です。
健康測定ができたり
ロケットの発射(光るだけ)をみたり
3Dプリンターの体験をしたり(パソコンで自分で設計できます)
科学体験で遊んだり
お子さんを連れて雨の日に遊びに行くには楽しい場所だと思います。
ただし、全体的に説明内容が不十分(場合によっては暗くて見えない)なため、自分で調べないと何を見ているのかよく分からないかもしれません。
中国の科学技術に興味のある方には、中国で購入したこちらの本「芯路」を見てみていただきたい。中国目線で半導体産業について書かれていて面白いです。中国語で書かれているため少し読みにくいですがお勧めです。