上海到着から2か月
2021/01/27
前回の記事「ついに上海へ 出国~ホテル隔離の流れ」・「上海ホテル隔離 必要・不要だったもの」にて中国入国~隔離の様子を紹介してから、2ヶ月以上が経過していました。
隔離中から個人的な事情が重なりブログを書くことができませんでしたが、これから再開していこうと思います。
今回は2021年1月現在の上海の様子を紹介します。
上海でもコロナ市中感染
1月に入り、上海市内でも新型コロナウイルスの市中感染が相次いで報告されています。
感染者の住む小区、訪問先、勤務先は公開され、接触者は経過観察下に置かれます。この点は日本に比べて安心を感じます。
日本人の多く済む長寧区でも感染者が発見されましたが、この方も経過観察下の発覚のようです。
現在の上海の様子
最近は感染者が連日見つかっていることから、スーパーやショッピングモールに入るにはスマホで随申码(健康码)を提示する必要があります。
随申码は健康コードアプリのことで、感染リスクの高い地域に行ったことがあるとコードが赤色になります。通常は緑色です。
また、マンションやビルの入り口では関係者以外は入れないようにするなど、対策が厳しくなっています(それまでは検温のみでした)
昨年から引き続き、公共交通機関に乗車する際はマスクの着用が必須です。
警戒感は急速に強まっていますが、去年のようにマスクが急になくなることはなく、マスクも消毒用アルコールも十分に手に入ります。
しかしながら、外を歩いてみるとN95マスクをしている人もいれば、マスクを付けていなかったり、痰を吐く人もいます。人によって感染対策の意識は違う模様。
相変わらず列に並ぶときは、後ろにぴったりとくっつきますし。。。。
どうなる春節?観光地は?
新型コロナウイルスの影響は長引きそうです。加えて、これから始まる春節休暇でのさらなる感染拡大も心配です。
2021年の春節休暇は2月11日から。例年は帰省する人が多いのですが、企業によっては帰省自粛の要請を出しているみたいです。
中国の方と話をすると、ほとんどの方は上海から出ずに家で過ごすとのこと。
私は近くの映画館で「唐人街探案3」を見たかったのですが、これも難しくなるかもしれません。
そもそも公開延期にならないか心配。。。元々は去年公開予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で今年に延期になり、首を長ーくして待っていたのに。こちら↓の続編で、3では日本が舞台です。
また、年末恒例の忘年会(旧正月の)に関しても、大人数で集まって飲食するのは避けるように言われています。
我が家は11月に上海に戻ってからも外出はなるべく控えるようにしていましたが、1月前半は上海市内の観光地にいくつか足を延ばしてみました。
下の写真は1月初めの外灘のライトアップ。新年仕様です。十分にソーシャルディスタンスを取ることができる人の数でしたが、最近は近くで感染者が出たためもっと減っている模様。
豫園商城まで行くと人は少し増えましたが、今はどうなんでしょう。。。 感染対策のため、豫園に限らず観光施設の中に入るには予約が必要です。
田子坊に至っては、すれ違う人がいないほど人がいませんでした。
おそらく今はこれらの写真よりも人が減っているとは思いますが、外出をされる場合は、事前に周辺エリアの感染状況の確認を。
感染拡大を防ぐために、また気を引き締めなおして外出を控えたり(特に浦東・浦西間の移動とか)、大人数での飲食を避けたり対策をしていこうと思います。
これから中国に入国予定の方は、隔離や規制が入国時期によって大きく変わる可能性があります。在上海日本国総領事館のWEBサイトでご確認を→https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html